スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

新作花火コレクション2012

夜景

トコです。

昨日、開催されました21回目を数える「新作花火コレクション」に行って来ました~


日中の天気は予報通りの雨・雨・雨…
昨年の終盤の暴風雨が蘇ってくるようなイヤな降り方

それでも開始時間が近づくと会場は多くの観覧客の方達で埋め着くされていました。
日本で一番早く開催される花火競技会である「新作花火コレクション」がどれだけ注目されているのかということを感じました~。


そんな会場に集う全ての人達の願いが空に届いたのか花火が開始してから終了するまで一粒の雨も降らない「奇跡」が
風向きも観覧場所をよけ山のほうに吹き、「寒さ」をのぞけば最高の観覧状況のもとでの開会となりました。


さてさて、
ここからは毎年恒例、トコの勝手きままな感想を交えながらの審査結果発表とまいりたいと思います^^
タイトルの部分をポチっとすると動画が見れますよ。

特別賞

№8 「灯心草~冬~」 筒井計介さん(福岡県 高田花火工業)


和ろうそくに灯るあかりを花火で美しく表現されました。しかも4号という小玉にかっちりとした八重芯ですよ!
やさしく暖かく照らす和ろうそくの灯りに癒されました~。

銅賞

№11 「虹のアーチ」和田 順さん(神奈川県 (株)ファイアート神奈川)
 

雨上がりに太陽が顔を出し虹が時間差でゆっくりと夜空に現れるというストーリー性抜群の作品でした。
メルヘン的な展開に心がポッと暖かくなる感じがしました^^私の中で印象に残った作品に1つです。

№9「Change The World~変わり続ける彩の世界~」 久米川和行さん (秋田県 (株)和火屋)



タイトル通りに4号玉で3回、5号玉で4回も星の色が変わる作品。
4号玉での色の変化は鮮やかでキレのある素晴らしいものでした。小玉ということでおそらく中の星も小さいものと思われます。
その小さな星に3回も変化をつけるとは!しかも1色1色じっくりと見せてくれます。
以前にTVで放送されていた、汗を流しながら手作業で丁寧に少しずつ星を太らせる作業をしている久米川さんが思い出される作品でした。

№5 「ふるさとに願いを込めて」 酒井崇嗣さん(福島県 (有)菅野煙火店)

あの3・11で大きな傷を負ってしまった福島県からいらした酒井さん。
少しずつ復興に向かう様子と支援していただいた皆さんに感謝の花束を贈りたいという深い想いが込められた作品。
追悼の和火の花火から少しずつ紅の色を足すことで復興の歩みを表現されました。
後半の緑色には清らかな福島の自然を取り戻したいという願いがこもっているように感じられ胸が熱くなりました。


銀賞

№10「日本の花火~侘寂~」山内俊幸さん(山梨県 (株)山内煙火店)


大玉の玉名とリンクした作品。大玉を見た時からこちらの作品への期待が高まります。
全てを和火で統一した独特の雰囲気と演出は15発という制限を忘れさせ、一瞬 時の感覚が無くなり不思議な感覚になりました。さすがですよね^^


そして栄えある金賞は

№16 「新緑のチカラ」 小幡知明さん(群馬県 (有)菊屋小幡花火店)



銀の菊と点滅が若々しいみずみずしさを感じさせる美しい作品。
シンブルな中に凛としたチカラ強いものを感じさせます。2色しか使っていないのに最後の落ち着いた中にも魅せる華やかさはお見事でした!金賞受賞おめでとうございました!!


花火鑑賞士特別賞

№20 「観光名所 東京編~東京タワーとスカイツリー~」小勝康平さん(東京都 (株)丸玉屋小勝煙火店)

タイトル通りに可愛い東京タワーの後にシュッと伸びた今をトキメク東京スカイツリーが大曲の夜空に現れました。
今年の隅田川あたりで大活躍しそうですよね^^花火鑑賞士の皆さんに選ばれ受賞されました。

表彰式


受賞された花火作家のみなさん大変におめでとうございました!


ここからは惜しくも受賞を逃されましたが私の印象に残った作品をいくつか


№1 「夜空に輝け…☆」山香代さん
時間差でイルミネーションを表現されていました。点滅も美しかったですよね!
時間差の後で最後に全体が再び輝くという、さりげない中にも緻密に計算されて作られていた作品でした。

№4 「天体の環~Planetary ring~」本田和憲さん


昨晩、私の中で1番印象に残った作品でした。
リングの中で輝く繊細なミクロの☆にビックリ!星の形もあれば星の形に抜けてるのもあり!
それを取り巻く2段のリングの変化(青→紅→銀乱)が回転するんですよー
コレクションに向けてアグレッシブに挑戦してきた意気込みを感じる花火でした。

№7 「とりあえずビール」塚本紀之さん
ジョッキになみなみと注がれたビールの泡がリアルでしたね~
それを飲んで頬を赤くして横になったりひっくりかえったりしている「ほっぺちゃん」可愛くて印象的でした。

№17 「えだまめ はじけとび~んず」窪田悠樹子さん
まちがいなく昨夜のプレゼンナンバーワン!
面白い作品でしたね~^^2個入りのえだまめばっかりかな~と思っていたら3個のが出てきて、実際に豆を食べていて3個入りが出た時と同じ嬉しい気持ちになっちゃいました。

ビールとえだまめ…
ステキな組み合わせだ



ハーフタイム・スターマインとして打ち揚げられた「ガンバレ!宮城県名取市‘閖上朝市’」
サブちゃんの曲に合わせタコやお魚、イカ(?)などの海産物が夜空で泳ぎます。
ご招待されていた閖上地区の方達は涙を流していられたそうです。閖上地区のさらなる復興を願わずにはいられません。


今年から多くの新しい花火作家さんも出品され沢山の新しい感性に出会えたこと、そして全ての花火作家さん達の新しい花火に挑戦された意気込みを感じとても充実した今年の「新作花火コレクション」でした。

今から夏が楽しみになりますね!

最後は「FINAL HANABI」と参加業者20社全ての「大玉割物花火競演」です。





スポンサーサイト

放浪の天才画家 山下清展

トコです。


2月4日から秋田市アトリオンで開催されている「山下清展」に行って来ました。
もっと早く行きたかったのですが大雪のために、なかなか機会に恵まれず終了間近になりやっとこ行くことが出来ました。



もともと美術鑑賞が好きなのでじっくりと名作の数々を鑑賞


有名な「長岡の花火」の頃の熟練した作品も素晴らしいし、全て放浪から帰ってから記憶だけで描いていた事も有名なのですが!
10代の頃の作品にも「お~っ!」と思うようなものが多数ありました。


驚いたのが、おそらく彼は誰からも習うことなく「消失点」を用いた技法を習得していたこと。
ラフなデッサンなんですがしっかりとした奥行を感じる作品も数点ありました。
あとは色使い!多彩な色を重ね合わせ陰影を表したりしているところに天才を感じます。

残念な点は、若い頃の貼り絵作品の紙の色褪せでした。
当時の紙は質の悪いものが多い上に、各地を巡回しているうちに色褪せと痛みが激しくなったそうです。


そんな中、数点ですが修復され当時の色合いが再現されていた作品もありました。
作品が細かい上に重ねて貼り絵を施されているため修復は大変に難航したそうです。
「長岡の花火」も修復された作品の一つです。

山下清 絵はがき
(絵はがきですが…)


観客一人一人の細かさ、川の水面に映った花火、肩の張りがいい割物花火の数々、ただちぎった紙を貼るだけではなくミリ単位の小さい紙をクルッとまるめ立体感を持たせている部分など言葉では言い表せない素晴らしさに、しばらく作品の前から動けなくなってしまいました。

「山下清」は花火が好きだったそうで、各地の花火も見て歩いていたそうです。
作品の中に「熊谷の花火」というのもあり、千輪菊と柳の花火が描かれていました。
この夜の花火で、彼の脳裏に1番強く焼付いた花火だったのかもしれませんね。



戦時中に清が残した言葉です。
「みんなが爆弾なんかつくらないで きれいな花火ばかりつくっていたら きっと戦争なんて 起きなかったんだな」


純粋な清が残した言葉は重みがあるとともに、昔も今も想いは同じなんだな~と胸が熱くなりました。


「山下清」といえば貼り絵ばかりが突出して有名ですが、ペン画や油絵、晩年のヨーロッパ旅行の様子は水彩画などなど…
いろいろな技法の作品も多く展示されていました。


やっぱり本物は素晴らしいですよね^^
本物の持つパワーを直に感じました、数日経った今も繊細な貼り絵が頭の中をちらつきます。

「放浪の天才画家 山下清展」は3月4日まで秋田市アトリオンで開催しています。

プロフィール

でんしょ&トコ(どっちも花火鑑賞士でした)

Author:でんしょ&トコ(どっちも花火鑑賞士でした)

カテゴリー
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
リンク
ブログ内検索
最近のトラックバック
FC2カウンター
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。